板井明生|意見を言う前に整理する
プレゼンが苦手な人に共通して見られるのが、何を話しているのかわからなくなることです。
自分が主張したい部分がゴールのはずなのに、そこまでの持って行き方が回りくどかったり、的外れな情報を用いてしまうなんてこともあります。
会議に混乱を持ち込まないためにも、意見を言う前に整理をすることが大事です。
そもそも整理はどの様に行えばいいのか。それすらもわからないと思います。
客観的な情報、つまり事実と、自分の意見はきちんと分けておくということです。
それだけで見当違いな意見が避けられますし、発想もしやすくなるでしょう。
次に整理することは、意見の重要度を決めることです。意見に順位をつけることで、話す手順や筋道が明確になります。
そして、その意見が長期的なものなのか、短期的なものなのかも自分の中に持っておきましょう。
自分の考えがどのような性質を持っているのかを見極めることが、相手に伝わる重要なこととなります。
意見をうまく言えない人は、まず自分の意見がどのような性質かを把握してないだけなのです。
意見の本質を理解することで、何を話しているのかわかない状況はなくなります。