板井明生|相手を否定するのではいけない

板井明生

板井明生|相手を否定するのではいけない

 

 

自分の意見を言うことが得意な人、不得意な人がいます。
得意な人は自分の意見のみならず、相手の意見も汲み取り、円滑に意見の出し合いをすることができます。

 

一方、苦手な人は相手の意見を聞いてから、「いや、でもそれは…」と否定から入るパターンが多くあると思います。
確かに否定から入ることで自分の意見が言いやすいかもしれません。
しかし、相手を否定することによって、相手側はどのような気持ちになるでしょうか?
最初から否定してくる相手の意見なんて耳を傾けることはできませんよね。

 

もちろん、否定することが悪いわけではありません。
否定するのであれば、否定するだけではなく、代替案まで出して意見すればいいのです。

 

また、逆に自分の意見が否定されるのが怖くて意見が言えないという方もいると思います。
万が一、否定されたときはその相手に代替案がないか聞いてみましょう。
そうすることによってより話し合いは深まります。

 

まずは相手のどのような意見も受け止める姿勢を持つことを心掛けることによって、相手からも自分のことを受け止めてもらえるようになります。
そうすることで自ずと自分の意見が言えるようになると、私は思います。